弥生坂から見えた摩周丸、そして残骸_a0158797_22282020.jpg
弥生坂から見えた摩周丸、そして残骸_a0158797_22285499.jpg
弥生坂から見えた摩周丸、そして残骸_a0158797_22292077.jpg
弥生坂から見えた摩周丸、そして残骸_a0158797_22294155.jpg

チャーミーグリーンのCMにお使いください、この風景_a0158797_22325138.jpg
ヨハネ教会の敷地内。

写真が出来上がってきてこれを見た時、とても嬉しい気持ちになった。
私が撮る写真は、古建築物が多いせいか重くなることが多い。旧相馬邸などの歴史あるものの写真はその方がいい。新しくできたテーマパークではないのだから、時間の重みを伝える写真でなければならないのだ。

しかし、本人はこのような明るく爽やかな写真も結構好きなのだ。過去にも晴れ渡った空を背景にした鮮やかな写真が出来上がると、ひとり静かに喜んでいた。
その「爽やか」系の写真の中でも、今回の写真は特別に上手く撮れたと、本人は思っている。

その嬉しさのテンションを言葉にしたのが、本日のタイトルである。
この場所から少し角度を変えると函館港も見える。元町カトリック教会やハリストス教会だって見える。
絶好のチャーミーグリーン向けのロケーションである。もちろん、これは私の勝手な提案であり、ヨハネ教会の話を聞いたわけでもなく、ましてやライオンが撮影場所を募集しているわけでもないので、ひとりよがりでしかない。

それでも、いつもながら勝手に提案する次第である。
また、15秒のCMの中には以下の場所も使うことをお勧めする。

チャーミーグリーンのCMにお使いください、この風景_a0158797_22562523.jpg
旧英国領事館の中庭。
チャーミーグリーンのCMにお使いください、この風景_a0158797_22575659.jpg
立待岬。

これをご覧になった方の中で、ライオンの関係者や関係者の知人がいらっしゃったら是非本社に推挙してみてください。
画像をクリックすると拡大写真が現れますので、どうぞそちらをご覧ください。

ベンチや椅子の温かさ(座り物写真集)_a0158797_2325446.jpg
旧英国領事館のベンチ。私の座り物フェチはここから始まった。

私はベンチや椅子が好きだ。だから、それらの写真を撮る時はとても楽しい。今日ご紹介する写真は全てお気に入りであるし、我ながらよく撮れていると思っている。(人はどう思うかはわかりませんが)
ベンチや椅子の温かさ(座り物写真集)_a0158797_2310120.jpg
船魂神社の椅子。後ろは小池。

この椅子を見てすぐ浮かんだ光景が、おじいちゃんとおばあちゃんが仲良く並んでこの椅子に座っている絵だ。
ベンチや椅子は、常に「どうぞ疲れたら座ってください」とじっと待っている。人間の差別をしない。誰でも受け入れる。時には一晩中付き合ってくれる。
ベンチや椅子の温かさ(座り物写真集)_a0158797_2326543.jpg
ヨハネ教会。この写真は片肘を地面につけて、ほとんど寝転んだ状態で撮影した。

寛容な気持ちに甘えて座ると、心と体が癒される。そして慌ただしく動いていた風景がピタッと止まる。見える風景は全部自分のものだ。空が高いこともよくわかる。
ベンチや椅子の温かさ(座り物写真集)_a0158797_23433086.jpg
旧相馬邸の一室。椅子とお膳。

宿泊者用の食事場所と聞いたが、ここでの食事はとても厳かなものになるだろうと想像した。

ベンチや椅子からは色々な人間像が見えてくる。あなたも車を停めて少し歩き、見つけたベンチや椅子に腰掛けてみてはいかがだろう。きっと慌ただしい日常とはちょっと違う世界が見えてくるはずである。