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抜ける青空と港の青と切ない思い出のモノクロ_a0158797_22474980.jpg

今日の函館は、午後から青空が広がった。

そして、青を撮りたくなった。

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函館の青空はどこかいつもちょっと切ない気持ちにさせる。それは、子供の頃に涙ぐんで見た青空を思い出すからなのか。

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悲しいことがあっても空は青かった。だから抜けるような青空も、どこかちょっと心に重さを感じさせる爽やかさだった。

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子供の頃、青空の下の海には油が浮いていた。濁った青とは呼べない海の色を眺めていた。そこは、仕事で使う船舶のための海であり、物語に出てくるようなキラキラした輝きを連想するものではなかった。

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青空は子供の頃もきっと抜けるような清々しさがあったのだろうと思う。でも、私の記憶にある海の青はモノクロになってしまっている。



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人知れず消えていた家_a0158797_23145899.jpg

映画「海炭市叙景」の中の強烈な個性で観客を釘付けにした、(あの映画の中で最も優れキャスターではないかとも言われている)トキさんの住んでいたことになっていた家が、人知れず解体され更地となっていた。

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それを今日知った。恐らくもっと前に解体されていたのだろうけど、気が付いたのは今日だった。

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この家は、ロケのために特別に貸し出したもので、ロケが終わったら本来の住人は静かにさせてほしいと、ロケ地マップにも記載されなかった。知っているのは地元函館市民と関係者だけだっただろう。

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解体された板の外壁の一部なのだろうか、木の枝に引っかかっていた。

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動物を飼っていたところの奥側、その辺りには可愛い花が咲いていた。

私たちは、静かに消えて行った家や人を、知らないまままた明日も生きて行く。
いつしか、まるでそこには最初から何もなかったようにと、思いながら。

家は人だ。家は街だ。それらが無くなることによって、また、歴史がほんのわずか変わって行く。




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82年前のデパート_a0158797_23274445.jpg

父が生まれた年に、この建物は大火後の復興建築物のひとつとして建築された。

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幼い頃、この旧丸井今井のある場所は、子供としての行動範囲外だった。普段は決してこの近くまで来ることはなかった。
だが、好奇心の旺盛なその頃、小学校の友達と冒険気分で子供たちだけで何度か訪れたことがある。

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当然のことだが、紳士服売場や時計売場などには全く関心がなく、最上階のゲームコーナーにまっしぐらであった。

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10円でどれだけ遊べるかが大きな問題であった。10円で長く続けられるゲームはどれか、自問自答の上ゲーム機を選んだ。しかし、たった3分もしないうちに終わってしまうこともあった。その3分のために、また冒険をしたいと心のどこかに残るものがあった。

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手動式のエレベーターにも何度も乗った。子供心にエレベーターガールってきれいな女性がなるものだと定義していた。そして、大人の雰囲気をまき散らしながら、エレベーターは昇った行く。普段母親からはかぐことのないいい匂いに、何故かちょっと緊張して。

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そう、それはずっとずっと昔のことなんだ。
でも、今でも新しい冒険はやっぱりやめられない。

旧丸井今井函館店



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夷酋列像_a0158797_72366.jpg

昨日、札幌の北海道博物館で開催されている、蠣崎波響の夷酋列像展を見て来た。

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北海道博物館は今年、北海道開拓記念館と北海道立アイヌ民族文化研究センターが統合して今年リニューアルオープンしたもので、建物は海道開拓記念館だったものを利用していた。

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博物館は野幌森林公園内にあり、周囲の紅葉もクライマックスを迎えているようだった。
また、入場者も展示終了が8日までと差し迫って来ていたせいか、平日にも拘らず混んでいた。久し振りに次の絵を見るまでにしばらく待たなければならない展示会に遭遇した。

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写真撮影ができるのはせいぜいこれくらいまでだろう。

夷酋列像の1部を生で見たことはあるが、フランスのブゾンサン美術館所蔵の全てを同時に見たのは初めてであるし、また、ひょっとしたら自分が生きている間はこれで最後かもしれない。

過去に見たことのある波響の絵の中でも、これほど繊細に描写しているものは他にない。展示会の中には夷酋列像の模写がいくつか並べられていたが、やはり完成度は波響がもっとも優れていた。
違う見方をすると、それほどたくさんの模写をされるほど、当時の画家にとって評価されるものであっただろうし、また、絵そのものの存在意味があったのだろう。

細かな理由は省略するが、この絵は、当時松前藩の命運を背負って描かれたものだ。まだ20代だった波響はその責任感をずっしり重く受け止めながらこれを描いたのだろう。
私の遠い祖先は、そんなプレッシャーの中、美術的にも優れた作品を完成させたのだ。

函館に戻ろうと決めて帰省した時、松前の法源寺の波響の墓に向かって手を合わせたことを思い出した。
その墓は、歴史上の存在価値の大きさに比べて、ずっと小さかった。


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過ぎ去った夏の記憶(花火・祭り・旅)_a0158797_23105149.jpg

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私にとっての函館の海の原風景_a0158797_22242215.jpg

海と言っても、人によって持つイメージはそれぞれ異なるでしょう。
私は函館の西部地区の西浜と呼ばれていた地域に18歳まで住んでいました。その海には漁船が停泊し、向こう側には函館ドックが金属音や機械音をたてながら、時には煙を上げながら作業を続けていた。
岸壁付近には、漁船の網やヒトデや缶やたばこの吸い殻やガラスの破片が転がっていた。

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その頃、海は濁っていて油が浮いていた。

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どこか爽やかではない、人間の業を残したような海だった。当時はカモメの数も今ほど多くなかったような気がする。

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倉庫は当時から老朽化していたような気がする。だから50年経っても、当時と同じものを見ている気がする。

そういえば、東浜埠頭から大間行のフェリーが出航していたことをどれだけの人が記憶しているだろうか?
私は同級生のつてで、無料で函館~大間間を往復させてもらったことがある。その場所がここです。

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つまり見るための海ではなく、働くための海をずっと見てきたことになる。

私の海の原風景は、そんなものであった。



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西埠頭(西浜岸壁)_a0158797_22444374.jpg

私は幼いころからずっとドックを見つめて生きてきた。
ドックを間近で見ることができるのは西埠頭、昔みんなが西浜岸壁と呼んでいたところだ。

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カモメはいつもいる。
それを見る人間は決して彼らに干渉はしない。

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西浜からベイエリア方面(大町)に行くと緑の海の部分がある。

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なぜかここも気持ちが落ち着く場所だ。

そして、小熊倉庫。

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北洋漁業で賑わった頃はとてつもなく賑わった場所だ。



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マダムとお酒を_a0158797_2304929.jpg

先日、あるマダムと杉の子で飲んだ。

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マダムと言っても、高校の同級生ですが(笑)
年齢的にはマダムと言っても全然おかしくない。

マダムとお酒を_a0158797_236687.jpg

でも、話をするとやっぱり、高校時代を思い出し、10代に逆戻り。

結局マダムとは艶っぽい話にはならなかった(笑)まして私となら・・・・・・・。




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窓が曇る季節/Mind Games_a0158797_2320063.jpg

函館も既にストーブをつけると窓が曇りだす季節になった。
最近の住宅は窓が曇ることが無くなった。結露を抑える技術が発達したからだ。

でも、寒い時は、窓が曇るような温かい部屋で、身も心も溶けてしまいたい。
冬の楽しみはそれが一番だ。

そんな暖かい室内で聴きたくなるのが、John Lennonだった。





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杉の子のマッチ_a0158797_1165637.jpg

今月末でこの場所から離れることとなっている「杉の子」で面白いものを見せてもらった。
歴代のマッチの一部だ。
写真の上の方にある表面に杉の子と筆で書かれている字は、元ママ、すなわち元子さんの母親が直筆で入れたものだそうだ。
たかがマッチかもしれないが、こんなところにも杉の子の物語があるような気がする。

杉の子のマッチ_a0158797_11142353.jpg

そして写真左の似顔絵。これは元マスターのものだ。
マッチという文化を未だに残しているのも貴重だが、このマッチは特に貴重なものとなるだろう。

杉の子のマッチ_a0158797_11182784.jpg

杉の子といえば、私の中にあるイメージは上の写真や下の写真のようなものだ。

杉の子のマッチ_a0158797_11234325.jpg

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そうだ、歴史を記録しておかなければならない。
元子さんがマッチを残しておいたように、写真を撮る者はこの風景を記録する義務があるのかもしれない。

そんなことを想った杉の子の夜を、美女お二人と過ごさせてもらった(笑)
元子さんも加わって撮ったスナップショット。これだって貴重な思い出となるはずだ。

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